「原本クラッシャー」はニコニコ生放送(ニコ生)で配信を行う七原くんを指す用語。
2018年に派遣先の職場で大事な書類の原本をシュレッダーにかけ粉々にしてしまった事を配信中に語り、リスナーが名付けて生まれた用語。
七原くんはニコ生の人気生主で、数ヶ月ごとにクビになり職を転々としているため、リスナーからは「職場荒らし」と呼ばれており、原本クラッシャーの他にも仕事上のミスでは様々なエピソードがありますので、詳しくは以下のリンクをご覧ください。
七原くんについて
七原くん用語まとめ
七原くんは人気生主のため、原本クラッシャーのワードは本人の放送中のコメント以外にも、ニコ生ユーザーのX(旧Twitter)などSNSや、他生主の放送で言及されたりコメントで見かける事があります。
原本をクラッシュさせた経緯
2018年3月、当時データ入力の派遣社員として働いており、主にコピーとシュレッダーを行う担当になっていました。
クラッシュ当日の朝は給料査定にも関わるクライアントからの重クレームで、ニシタニさん含む3人の社員が上司に怒られており、ピリピリした雰囲気。
そんな中、クライアントとの書類原本を、ルールだった一部目の確認及び社員への確認を行わずにシュレッダーへかけてしまいます。
その瞬間ニシタニさんが『えっ、ちょっと待ってちょっと待って』と席を立ち上がり、近づいてくると同時に他の社員の視線が七原くんに向かいます。
このみんなが振り返り自分を見る光景が忘れられないとのこと。
同じクライアントの重クレームに一件プラスしてしまった形となり、ニシタニさんは泣きそうな顔で『こっちには関わらないで』と言われてしまいます(昼休憩中にこの発言を謝罪されます)。
所属する派遣会社にも連絡が行き、再発防止の書類を派遣会社・七原くん共に提出する事態となり、リーダーからは七原くんに対しコピーとシュレッダー禁止令が出ます。
その後は何か行動しようとするたびに警戒されるようになり、何かゴミを捨てる時も「やらなくていいから」と言われてしまうように。
完全にヤバいやつ扱いとなります。
他の意味について
原本クラッシャーはそれほど昔からあったわけではありませんが、七原くんの放送が発祥ではなく、元々は小説など物語の原作を、TVドラマ化などの際に脚本家や作家がストーリーの軸や内容を大幅に変えてしまうなどを指す用語として使われていました。
原作者の意図や思いを無視してストーリーを壊してしまうため、原本クラッシャーの作家には度々ファンや視聴者から批判が挙がります。
ただ、こうした意味で使う場合は原本クラッシャーよりも「原本ブレイカー」「原本クラッシュ」がよく使われます。