「ググる」は「グーグルで検索する」や「(わからない事を)調べる」という意味のネット用語です。
「ググ」はインターネット検索サービスのグーグルが語源となっていて、「る」は動詞としての文字、これらを組み合わせて「グーグルする」となり、略したのが「ググる」です。
1990年当時は、様々なインターネット上の情報を検索するサービスがあり、グーグルはその中でもユーザーが探したい情報により近い検索結果を導き出してくれる事から、「インターネット検索 = Google」のようなイメージが定着し出来た言葉。
グーグル自体が動詞や名詞として認識されるようになり、検索にグーグルを使わなくても「ググる」「ググれ」と使われる事もあります。
同じく検索エンジンのヤフーでグーグル検索しろという意味になってしまう「ヤフーでググれ」というジョークも2000年代半ばころに見かけるようになりましたが今はそれほど使われていません。
ただ、2011年からはヤフーの検索エンジンはグーグルのシステムを採用することとなったため、ある意味「ヤフーでググる」は正しい表現とも言える状況となりました。
古くから使われているネット用語の1つですが、一時期は死語とも言われたものの2018年現在では掲示板の2ちゃんねる(現・5ch)はもちろんツイッターやSNSでも頻繁に見かけ、ネット以外のリアルでも時々耳にするようになっています。
使い方や表現は以下の通りです。
- ググルのさえ面倒だわー
- そんなのググって
- ググってみたけど確かにそうだった
- ググって良かった
- ググったけど無かった
- この前ググったときに発見したサイト
調べれば簡単にわかる事をネット掲示板等に書き込むと、「ググレカス」と返信されてしまうことがありますが、これは「そんなの聞かずに調べろよカス」という意味です。
なお、アメリカや英語圏でもググるに近い「Google it」という用語があります。