リアタイは「リアルタイム」の略で、英語の「Real time」が語源となっていて「同時」「即時」「実時間」という意味があります。
ネットで使われている「リアルタイム」「リアタイ」は、テレビやネット配信を(録画したものやアーカイブやタイムシフトでなく)「リアルタイムで見ること」を指す用語として使われています。
視聴について使われる事が多いですが、コンサートであったりスポーツ観戦など、実体験であったり経験や参加という意味合いでも使われる事があり、例えば「明日の試合は現地リアタイで参加」のような表現をすることもあります。
何を「リアタイする」のかは前後の文脈や流れを見て判断します。
他にも以下のような使い方があります。
- 明日用事あるからリアタイ難しいな
- リアタイしてるとツイッターの様子がきになっちゃう
- あのテレビ、久々にリアタイできそう
- リアタイしてみようかな、今日時間あるし
- 全部はリアタイ無理だけど、途中までならいけそう
もともとこの「リアタイ」は2000年代前半頃に流行ったガラケーで閲覧できる「ホムペ」で、自分の気持や思いを書き込む「リアルタイム」が「リアタイ」と略されるようになり、その後時を経て2010年代になるとSNSで現在のような使われ方の「リアタイ」が広まりました。
2021年現在だとネット、特にツイッターなどのSNSをやっている中高生や大学生など若者の間ではある程度知られている言葉ですが、ネットやっていない人やそれ以上の年齢層の間にはまだまだ知られていない状態です。
使用状況を見ても今後知名度が劇的に上がるとは思えませんが、少しずつ広まっていくものと考えられます。