「類友」は2つの意味で使われる事があり1つ目は「類は友を呼ぶ」という諺(ことわざ)を略した用語で、気の合う者同士や同類の人たちは自然と引き寄せられるように集まるものだという事を表現した言葉
2つ目は自分と同じような趣味や考えであったり、分類上自分と同じになる友達のことです。

1つ目の意味は昔から使われているよく知られた諺であり、いい意味でも悪い意味でも使われる事があります。
例えば、「上品な人」「向上心の高い人」「志が高い人」「人の悪口を言わない」にはそれぞれには同じような考えを持った人が集まり、後者の場合は「下品な人」「向上心の無い人」「志が低い人」「人の悪口を言う人」にはそれぞれ同じ考えを持った人が集まりまると言われています。

2つ目の意味は、近年Twitterを中心とするSNSで使われるようになった新しい概念で、人が集まってくるという内容は一切含まず、友達がどんな属性なのか(自分と同じ属性だ)という事を表現した言葉として使われます。

以下のような使い方や表現があります(上3つが以前から使われている意味で、下2つが新しい意味の使われ方です)。

  • 類友じゃん
  • 本当のことだったんだな類友って
  • 類友とはよく言ったもんだ
  • 類友できて嬉しい
  • 最近類友が結婚した

ニコ生などの配信サイトでは1つ目、例えば配信者が『頭悪いリスナーしかいないな』と言ったら、配信者に似たようなリスナーが集まっているんだよといった意味合いで、「類友」などのようにコメントされる場面を見かけます。
2つ目の使い方はまだあまり見かけません(2021年3月)。

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