「コメバイト」はニコ生やツイキャスなどの生放送サイトやYouTubeなどで、放送主・動画投稿者を褒めたり有利になるようなコメントに対し、『コメントを書き込むアルバイトで雇われた人』なのではないかとという意味合いで使う用語です。
リスナーが他の誰かのコメントに対して「コメバイト何人雇ってんだよ」とか、自ら「コメバイトもう辞める」などのように、ほとんどの場合はジョークの意味合いで使われています。
ただ、実際にこういったコメントを書き込む仕事が募集されていた事実もあるうえ年々こういった募集が増えており、ただの都市伝説とは言えない言葉になってきています(詳しくは後述)。
コメバイトの使い方や表現は以下の通り。
- またコメバイトしに来ますね
- コメバイトの振り込みお願いしますね
- 今日もコメバイトがんばったは
- コメバイト募集してますか
- 普通のコメしたらコメバイトクビになった
似た用語として挙げられるのは「囲いコメ」で、その配信者のファンや応援している人を「囲い」という事から名付けられています。
使われだした時期は不明ですが、2013年頃にはすでにネット上に書き込みが見られ、ニコニコ生放送やYouTubeライブなどの配信サイトの台頭とともに少しずつですが目にする機会も増えつつあります。
実際には存在しないような冗談として使われていたコメバイトでしたが、実際に対価を目的とした募集は行われており、ネット通販の「アマゾン」に出店しているとある会社がレビュー書き込みのアルバイトを募集していたことが発覚したり、「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのビジネスマッチングサイトで多数の募集が見られたり、TwitterなどのSNSでも募集を見かける機会が増えてきています。
2020年には政府関係者による募集もあったのではないかとTwitterで広まり炎上した事案もありました。
こうした募集は年々かなりの勢いで増加しており、ビジネスマッチングサイトであったりクラウドソーシングサイトでは、YouTubeであったりネット掲示板、ブログへのコメントをする依頼が顕著に見られます。