ヌルゲーは簡単にクリア出来てしまう「ぬるいゲーム」を意味する用語で、転じてゲーム以外の事でも「そんなのヌルゲー」というように、難易度の低い事を指す際に使われます。
語源となっているのは、熱くもなく冷たくもない中途半端な状態の「ぬるい」「生ぬるい」からです。
ひらがなで「ぬるげー」であったり、「ヌルゲ」と語尾を伸ばさない表記も見られますがかなり少なく、多くは「ヌルゲー」です。
反対語は「無理ゲー」で、クリア出来ないほど難しかったり、理不尽な難題に対し使います。
使い方や表現は以下の通りです。
- ヌルゲーって聞いてたけど俺にとってはそうでもなかったw
- 今の仕事ヌルゲーだから違う会社で実力試したい
- 毎日6時に起きるだけとかヌルゲー
- あんときはヌルゲーだったんだなと今気づいた
- 後半はかなりヌルゲーに変わってったよね
ネット用語ではかなり古くから使われていて、遅くとも2000年代前半にはネットへの書き込みが確認出来ました。
もともとは2ちゃんねる(現・5ch)などのゲームスレで使われていましたが、ネットの広まりとともにSNSなどにも広まりツイッターなどでも見かけるようにはなりましたが、ネットに詳しくない層にまでは普及はしておらず、用語の意味を知らない方も多い状態かと思います。