「アドビ税」または「Adobe税」は画像編集の「Photoshop」(フォトショップ)や、動画編集の「Premiere Pro」など、多くのクリエイターが使用する人気ソフトを販売するAdobe社への高い支払い料金と、使用しないと実質仕事ができない状況に対して皮肉を込めた意味合いで使われる用語。

画像から動画まで多くのソフトがラインナップされており、法人から個人までクリエイターのほぼ全てと言っていいくらいに、何かしらの同社有料ソフトを利用していることから出来た言葉。

よく知られているAdobe社のソフトウェアは以下が挙げられます。

  • Photoshop(フォトショップ、フォトショ、画像編集ソフト)
  • Illustrator(イラストレーター、イラレ、グラフィックデザインソフト)
  • Premiere Pro(プレミアプロ、動画編集)

正式名はいずれも頭にAdobeが付きます。

Adobeの競合となる有料ソフトや、無料で使うことができるフリーソフトも存在はしているものの、総合力や知名度を鑑みると、代わりになるのは難しいと言えます(デファクトスタンダード)。

以前はデザイナーや印刷の世界でのみ使われていた用語でしたが、動画編集するYouTuberもアドビ税のワードを使うようになり、2024年時点でクリエイター以外の世界ではまだ知名度は低いもののSNSで時々見かけるなど広まりつつある状態。

料金についてですが、以前は買い切りでしたが、現在はサブスク(サブスクリプション)でのみの販売となっています。

サブスク移行前の最後の製品である「Adobe CS6」はクリエイティブ系ほぼ全てのソフトが使えるセットで2012年発売、定価92,400円。

現在のサブスクで同内容のセット「Adobe CC」は年間契約で月額6,480円、一括払い72,336円(いずれも税込ら2024年2月時点)です。

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