「しゃまこ」はAPEXやVALORANTなどのFPS系をメインに、ゲームをしながらおもしろトークを繰り広げる女性YouTuber・ライブ配信者。
主な活動場所はYouTubeで、生放送とそこでの面白い場面をまとめたショート動画、時々の動画投稿を行っています。
「ええ声お姉さん」の通り、綺麗な声から・変声・おもしろ声・ものまね・歌声・叫び声など何でもこなし、声の勢いで押し切るギャグや面白トークなど、声を最大限に生かした動画・生配信が特徴。
以前にゲームセンターでの様子や、ピアノを弾くふりをして歌った動画などで何度か上半身を写した事ががあるものの、顔出しなどは行っておらず基本的には声のみでの活動となっています。
YouTubeへの初動画投稿は遅くとも2016年(確認できる一番古い動画、2024年7月現在)と、ある程度の古参であるものの、時々動画を投稿するくらいの露出であったため、2023年頃までは1万人前後のチャンネル登録者数でした。
2024年に入り、笑い声がアメリカのアニメ「おさるのジョージ」にそっくりだとYouTubeのショート動画やTikTokなどで拡散され、4月には2万人、7月には5万人、その後すぐに6万人と急増し知名度を上げています。
X(旧Twitter)などSNSでもショート動画が広まったため、「しゃまこ」の名前を知らなくても「笑い声がジョージ」「笑い声がおサルの人」などで知る人もいるようです。
目次
放送内容・配信スタイル
YouTubeライブで数時間のゲーム配信を行い、その中で面白い場面を集め、YouTubeショート動画やTikTokに投稿する流れになっています。
プレーするゲームは「APEX」を中心に「あつまれ どうぶつの森」「スイカゲーム」など。
配信仲間と思われるYouTuberと一緒にプレイしたり、他の動画に参加もしています。
ゲームをしながらいい声を出したと思えば、突然面白く叫んだり、歌いだしたりと、様々な展開を見せ、2024年にブレイクした「おさるのジョージ」の笑い声は、面白い出来事が起きた時に時々聞くことができます。
プライベートの切り売りなどはせず、言葉遊びやゲームへのつっこみなどが中心。
恥じらいなどは見せず、完全にやりきる芸達者ぶりで正に面白お姉さんという印象、もちろん数時間すべてハイテンションのままではありませんが、ゲームの展開から笑いの起点を作り出し面白おかしくトークにつなげます。
2023年頃までは生配信は行っておらず、裏でゲームをして動画投稿を行うのみでしたが、現在ではあまり投稿されない「歌ってみた動画」やゲームセンターで踊りながらゲームをする動画など、貴重な動画が残されています。
声真似のレパートリーについて
これまで投稿動画や生放送で行ってきた物真似(声まね)で、似ている・似ていないリストをまとめました。
本人から自発的に行ったものでなくリスナーから言われたり、やらざるを得すにやったものも含まれます。
似ている
- 野原しんのすけ
- ビーデル(ドラゴンボール)
- おさるのジョージ
- 孫悟飯(ドラゴンボール、泣き虫の頃の幼少期)
- パン(ドラゴンボール)
- チチ(ドラゴンボール)
- 全王様(ドラゴンボール)
- ブルゾンちえみ
- おい笑えるおばあさん(TikTokでバズった年配女性)
似ていない
- ドラえもん
- ミッキーマウス
- 孫悟空(ドラゴンボール、短いフレーズは似てる)
- 哀川翔
人物
- 年齢には直接言及していないものの、「バーイセンキュー」の挨拶からとんねるずを知っている、YUIが流行っていたと発言していたこと、郷ひろみの「Goでーす」の挨拶を真似していたこと、マキバオーを知っている等の言動から、それなりの年齢のお姉さんと推測されます
- あまりプライベートは口にしませんが、兄がいるのと、「旦那さん」「人妻」などの発言から既婚と予測されます
- 学生時代は授業中に絵ばっかり描いていたといい、漢字が苦手とのこと、英単語もあまり詳しくない様子
- 絵を描くのが上手く、アニメのキャラなどを描く動画も投稿しており、自身のサムネイルや放送中に使われる女性の絵は自ら描いている
- チャンネル登録者数を最優先というよりは、人に褒められたり、笑ってもらえたり、自身の面白い場面を後で聞いて笑ったりする事をモチベーションとしている模様
- 鼻炎持ち
- ゲームで負けても決してイライラしたり怒り出すことはなく暴言や誹謗中傷も口にしない(声を変えてギャグで言うことはありますが、所謂ホンモノではありません)、穏やかな性格で、一緒にプレーしている人が怒りそうな時もうまいこと諫める方向に誘導するなど平和主義
- APEXで活躍するプロゲーマー・NIRUのファンで、偶然同じマッチで遭遇して倒されてしまったことがある
- 学生時代は美術と音楽の成績だけは5を取っていたとのこと
- 高所恐怖症のため、観覧車などで揺らされるのが本気で嫌い
- YouTube開始時からずっと猫を飼っており、怒ると嚙みついてきたり、生配信中に画面を隠すなどすることがある
- 自身が穏やかな性格ということもあるのか、ゲーム中のVCなどで知らない人からの暴言などがあると『心臓がギューっとなり泣きそうに』なってしまうなど、「ビビり」であるとのこと
- 酒を飲みそうだと言われるものの実際は飲まない、焼酎のいいちこの話になった時も飲んだこと無いと発言しています
- APEXを始める前からFPSをやっていたため歴が長く、(YouTubeにはプロが多数いるため錯覚しがちですが)腕前は相当あり、APEXの最高ランクはプラチナ
- 時々単語のイントネーションが違うことがあり、天界は「てんかい」の「て」にアクセントがあり、柿は「牡蠣」と同じ発音になっている
- パチスロを時々やっている
出来事
2016年
- YouTube動画を投稿
- 2024年7月現在確認できる一番古い動画から、遅くとも2016年にはすでに動画を投稿しています。
まだAPEXが存在しない事もあり、この頃の動画ではCoD(Call of Duty)をプレイしながらのトーク動画となっています。
2023年
- 事務所に所属へ
- インフルエンサー事務所・「Buber」(ブルーオーシャン)に所属。
2024年
- チャンネル登録者数激増
- ショート動画で拡散された「おさるのジョージ」の笑い声でブレイク。
これまでの数年間で1万人ほどのYouTube登録者数だったものが、わずか数か月で6万人を超える激増となっています。
用語集
放送を見る際に知っておきたい用語をまとめました。
ジョージ | アメリカのアニメ「おさるのジョージ」ことで、人間と一緒に暮らす賢い猿のキャラクター。 日本でもNHK Eテレで不定期ではあるものの2007年より放送されています。 しゃまこは2021年頃からジョージの物真似をしていて、この時は笑い声はなく、通常時のジョージのみの再現。 2022年8月から笑い声が激しくなり始め、2023年頃より笑い方がジョージに似ていると言われると、ショート動画なども作成され始め、2024年に一気に拡散されることとなります。 なおアニメでジョージが大笑いするシーンは無いようです。 |
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安眠 | 初期の頃から「安眠」をキーワードにした動画投稿をしており、動画の入りはいい声で「みなさん」から始まり「エンジェルボイスを天界からみんなに語り掛けています」「人間は7~8時間の睡眠が最適…」とテンプレで話し、CoDやAPEXなどのゲームをしながら、当然安眠させる気はなく面白トークを展開します。 ゲーム中は敵を倒しているのではなく、倒れているのは睡眠に誘ったという設定。 |
VC | ボイスチャットの略、読み方は略さずボイスチャットまたはブイシー。 オンラインゲーム中に他のプレイヤーと通話ができる機能。 YouTube配信中にリスナーに語りかける音声や、ゲームとは別にDiscordなどの通話アプリで知り合いと話す音声とは別で、プレイしているゲームの通話機能を指します。 |
CoD | コールオブデューティ(Call of Duty)というFPSのゲーム。 読み方はシーオーディー、またはコッドと言う人もみられます。 2019年のAPEXがリリースされるまでは主にCoDをプレイする動画が多く見られます。 |
ジョニー | 動画投稿初期の頃に時々登場していた、しゃまこ本人が演じるアメリカ人の男性キャラクター。 しゃまことは友人で片言の日本語を話す設定。 |
コメントきた | YouTubeやTikTokなどのショート動画で最初にいう定番のセリフで、そのあとに本編が始まります。 |
関連人物
オサミンティヌス3世 | ゲーム配信や企画を行っている古くからのYouTuber、「オサムさん」「おしゃむしゃん」と呼んでいる。 しゃまこは2018年から数年、笑ってはいけない紅白戦場歌合戦という企画に参加していた。 |
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リンク
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