カンスト」は「カウンターストップ」(Counter Stop)または「カウントストップ」(Count Stop)の略で、もう限界に達しているため、それ以上の数字を上回ることができないところまで到達した状態を指す用語です。

もともとは主にゲームやスマホアプリなどで、得点やレベルが設定上の最高にまで達しているときに使われていましたが、人間の技術であったり能力、美人度、熟練度、やさしさ、クズ具合、だらしなさ、など様々な分野でも使われるようになり、それぞれの事柄での最高値・限界地・MAXの状態という意味合いでも使われるようになりました。

以下のようなカンストの使い方や表現があります。

  • カンストさせたいと思ってるけど程遠い経験値
  • 打撃スキルがもうカンストしてる
  • レベル最高にした、カンストは気持ちいいね
  • ここカンスト出来る人いないだろ
  • 祝 カンスト
  • 宝くじ当たるとか、あの人運のよさカンストかよ
  • カンスト勢からするとまだまだだね

ゲーム関連のネット掲示板や、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNS、オンラインゲーム内の会話などの他、ゲーム好きの人であれば一定の知名度がある用語ではありますが、ゲームをあまりやらない層にはほとんどの場合通じない事が多いです。

このカンストの言葉が誕生する前の1990年代までは「レベルMAX」や「最高点」などの言葉が使われていましたが、2000年代前半頃から2ちゃんねるなどでカンストという用語が使われ始め、ネトゲユーザーの間で普及し始めました。
その後SNSにも広まり、ネット以外のリアルでも耳にするようになりました。

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