「微レ存」とは「微粒子レベルで存在している」を略した用語で、「限りなく可能性が低いが、ゼロではない」という意味です。
ネタとして使われている用語のため、言葉通り微粒子ほどの可能性を指すわけではなく、わずかしかない場合でも、ある程度ある場合でも使われます。
2ちゃんねるなどのネット掲示板からツイッターやSNSなど、幅広くネット上で見かけますが、ある程度ネットに慣れた方でないと知らない可能性が高いです。
読み方については「びれぞん」が多数派ですが、語源となっているのは「びりゅうしれべるでそんざいしている」のため「びれそん」が正しいのではないかという意見もあります。
微レ存の使い方と表現は以下の通りです。
- まだワンチャンいける可能性が微レ存
- 課金してしまう可能性が微レ存・・・?
- 単位取れる確率が微レ存かもしれん
- 可能性微レ存…!?
- 残業なしで帰る可能性が微レ存
以下ではさらに詳しく微レ存を見ていきましょう。
知っておきたい「微粒子レベルで存在している」の元ネタや、反対語について解説します。
微レ存の元ネタ
元ネタとして有力なのは、ネット掲示板の2ちゃんねるで「真夏の夜の淫夢」というホモビデオについての会話の中で生まれた説で、以下の書き込みです。
汚い表現が含まれますがご容赦下さい。
521 : 就職戦線異状名無しさん : 2008/01/17(木) 04:16:36
中田の口内には、TDN・HTN・TNOKのチンカスが現在も分子レベルで残留している・・・?
914 : 就職戦線異状名無しさん : 2008/10/31(金) 00:53:18
HTNの陰茎にはTDNの大便が今なお微粒子レベルで残留している・・・?!
これらが発展して「微レ存」になったようです。
反対語は?
微レ存の反対語に該当するのは「巨レ存」です。
先に微レ存という言葉が誕生し、後付けで作られた用語で、コアなネットユーザーが時々使っているのを見かける程度であり、あまり認知されていない状態です。
「微レ存ちえみ」とは?
2016~2017年にかけてブレイクした女性お笑いタレントの「ブルゾンちえみ」さんの「ブルゾン」部分の名前の響きが微レ存に似ていたために、ネット上で自然発生的に「微レ存ちえみ」という書き込みが増えました。
その後ブルゾンちえみの露出減少と共に2018年頃からは使われる機会もかなり少なくなっています。
使い方は普通の微レ存と全く同じように書きます。
- 電車遅延の可能性が微レ存ちえみ
- 微レ存ちえみだけど諦めてない
- それ微レ存ちえみ