ネット用語の「ksk」は「加速」の意味で、コメント数を稼ぐためであったり、目的の番号のコメントまで埋めるために使われる用語です。

kskの言葉それ自体には特に意味はなく、書き込みを早く埋めるためだったり、コメント番号まで早く辿り着くために存在しています。

この「加速」の他にもいくつかの意味があるため、以下ではそれらも合わせてさらにkskについて詳しく説明します。

「加速」のksk

上記で説明した通り「加速」の意味で使われており、語源は予想される通り「KaSoKu」の文字からです。

5ちゃんねる(元2ch)のような掲示板や、ニコニコ生放送(ニコ生)などの生放送サイトなどで使われており、半角の「ksk」も見かけますが、全角の「ksk」の方が多いです。

使う目的としては、ネット掲示板であれば『加速させてスレの勢いをつける』とか『アンカの番号まで加速させる』(詳しくは後述)、5chであれば1000以上書き込めないため『あまり見られたくないスレを埋めるため』という事にも使われたりします。

アンカは船を止めておくための錨(いかり)の「アンカー」から由来しているネット用語で、掲示板のコメント番号を指定するという意味があります。
例えば「アンカ250番で、それをペットの名前にする」という書き込みがあったとすると、書いた人のペットは250番に書かれている文字が名前になるという意味です。

ニコ生などの生放送サイトでも放送主がアンカを定めてリスナーがその番号に近いところまでkskをコメントして、近づいたところでkskを書き込まないようにします。

「結婚してください」と「奇跡」のksk

ロックバンドBREAKERZのDAIGOさんと女優の北川景子さんの結婚会見(2016年1月11日)で、DAIGOさんがプロポーズの言葉は「結婚してください」「KSKです」と答えた事から話題になりました。

また、北川景子さんに送った「KSK」という曲の歌詞に「KSK」があり、そこでは「奇跡」の略として書かれています。

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