「ホワイトペーパー」はビジネスの世界で使われる用語で、自社のサービスや製品を見込み顧客に伝えるための資料の事です。
紙の資料というよりは、IT企業のウェブサイトで見られる、サービス案内としてダウンロードし閲覧出来るPDFやパワーポイントで作られたファイルを意味することが多いです。
ダウンロードした＝興味がある＝「顧客と成り得る」となるため、サイト上からダウンロードする際には会社名・メールアドレス・電話番号・部署・役職・担当者名などの情報を入力する場合が多く、これらの情報は「見込み顧客」として登録されます。
この見込み顧客を獲得することを「リード獲得」(リードジェネレーション)といい、ホワイトペーパーはリード獲得する事を目的としています。
ホワイトペーパーがダウンロードした企業に刺されば契約にも繋がり、すぐに契約にならなかったとしてもその後の営業なども行う事ができます。
ホワイトペーパーの語源は「白書」、英語のホワイトペーパー(White Paper)から由来していて、もともとイギリスの議会へ提出される報告書を指す用語でした。
その後だんだんと意味が広がって使われるようになり、議会へ提出されるものだけでなく政府が作った報告資料も入り、現在では政府だけでなく企業の資料なども指すようになりました。
