「白書」は日本政府が発行するする調査・報告書や施策をまとめた刊行物の事で、「経済財政白書」「国民生活白書」「労働白書」などがあります。
本来の意味は上記のような国が作った資料という事になりますが、ドラマや漫画などにも「白書」のフレーズが使われるなど、時代と共に意味が広がっており、現在では「報告書」という意味合いで使われる用語になっています。
語源は1920年のイギリス政府の報告書で、表紙が白かったことから「White paper」(ホワイトペーパー)と呼ばれ、これを直訳して日本でも同様の使い方をするようになりました。
1990年代にはアメリカではビジネスやマーケティングの世界で、自社のサービスや製品を売り込むための資料を「White paper」と呼ぶようになり、日本でも同じくこういった資料を白書ではなく「ホワイトペーパー」として広まっています。
詳しくはこちら「ホワイトペーパーとは?」をご覧ください。