「きぼんぬ」は「希望する」とか「~して欲しい」「~をお願い」という意味で、「〇〇きぼんぬ」のように何か望むものを最初に付けて使うネット用語です。
平仮名の「きぼんぬ」、カタカナの「キボンヌ」両方の表記をみかけますが、ややカタカナの方がよく見かける印象です。
言葉の由来となっているのは、2000年シドニーオリンピック日本代表の陸上選手「金沢イボンヌ」さんで、名前のインパクトが大きく、2ちゃんねる(現・5ch)等のネットで話題となり、「イボンヌ」の響きや語呂が良かったことから「キボンヌ」へと変わり広まりました。
以下のような使い方や表現があります。
- プレゼントきぼんぬ
- あのカードなら今すぐ交換キボンヌ
- このツイート拡散きぼん
- 感想きぼんぬ
- 今度の日曜きぼーん
かなり古くから使われているネット用語で、以前はテレビはもちろん雑誌などでも紹介されていましたが、現在では時々見かける程度で、死語までは行かないもののあまり頻繁には見かけない状態になっています。
「きぼん」「きぼーん」という派生語もありますが、こちらもあまり使われていません。