「ホコカス」は信号無視であったり危険な行為をするなど、交通ルールを守らない歩行者を揶揄・軽蔑・侮辱する言葉。
語源は「歩行者」と「カス」の組み合わせから。
ほぼ同じ意味で「歩カス」(ほかす)という言葉も使われます。
主に自動車・バイク・自転車を運転しているなど、歩行者でない立場や状況の人が使うことが多く、X（旧Twitter）などのSNSでは、投稿者の車と衝突しそうになる歩行者のカーナビ動画が数多く投稿されています。
反対に歩行者から見て危ない運転をする人たちを乗り物に合わせて「車カス」「バイカス」「チャリカス」という言葉もあります。
以下のようなホコカスの使い方や表現があります。
- ホコカスだな
- またホコカスに遭遇した
- ホコカスもう見慣れた
- 本当ここの道ホコカスばっかだな
- ホコカス信号無視やめろ
- なぜ左右見ずに出てくるホコカス
- ホコカスに道交法は求めない
2024年頃から見かけるようになり、一般的にはほとんど知られていない言葉ですが、車や自転車を趣味としているネットの界隈ではよく見かけ、知っている人も多いかと思います。
歩行者をを悪く言う言葉ではありますが、ネット上には自分が交通規則を守っていないにもかかわらずそれを理解すら出来ずに動画をアップしたり、注目を浴びたいがために前後の状況を切り取って歩行者が悪いかのように見せかけ炎上を誘導する人もいるため、本当にホコカスなのか撮影者が悪いのかよく見て判断する必要があります。
綺麗な言葉ではないため今後も流行り言葉になったり広く知られるようにはならないかと思いますが、引き続き乗り物に関わる人たちの間では使われるものと考えられます。
