「ターゲッティングデリートシステム」または「ターゲティングデリートシステム」は「バイナリオプション」(BO・ビーオー)において、運営者が特定のユーザーだけをターゲティングし、為替相場など関係なくデリート（削除）、つまり「ハズレ」にしてしまうという架空のシステム。
実際には存在しないフィクションの造語であり、一般的には使われておらず、使われ始めるきっかけとなったニコニコ生放送（ニコ生）の一部のリスナー界隈でしか通じない言葉です。
ニコ生で配信を行う人気生主「七原くん」の放送でバイナリオプションで勝負をする放送が行われており、予想がハズレたときにリスナーから「ターゲッティングデリートシステム」が原因だというコメントが書き込まれ、七原くんがそれを読み上げどんなシステムなのか疑問を持った事でリスナーの間で広まりました。
Targeting Delete Systemを略して「TDS」と略されることもあります。
ツイッターにも解説があります（下のツイート参照）。
七原君が嵌められたターゲティングデリートシステム pic.twitter.com/Ra8HlewpF7
— 雲のプー (@hisutokeotae) November 28, 2019
2019年に作られた実際には存在しない架空のシステムではありますが、2022年現在でも七原くんリスナーの間やニコ生界隈ではまるで本当に「ターゲッティングデリートシステム」が存在しているかのように放送中にコメントしたり、ツイッターで語られているため、本当に実在する用語だと勘違いする人が多数見られます。
バイナリーオプションについてですが、数十秒～1時間で指定した時間で外為相場が「上がる」か「下がる」かを予想する取引の事で、専門家でも予測は非常に難しく、ほぼギャンブルと言える難易度とされます。
近年は無登録業者の横行で詐欺ともいえる報告も多々見られ、日本政府もこういった業者との取引について注意喚起を行っています。
七原くんの放送では様々な用語が使われますので、こちら「知っておくと七原くんの放送がより理解できる用語まとめ」をご覧ください。
