「酒雑魚」は酒に弱くすぐに酔っぱらってしまう人のことで、小物・地位が低いという意味の「雑魚」と酒を組み合わせて出来た造語です。
読み方は「さけざこ」で、「酒ざこ」「酒ザコ」の表記も見かけますが、酒雑魚を一番多く見かけます。
明確な酒雑魚の基準はありませんが、比較的アルコール度数が低い3%のほろよいや、5%のビールなどを1缶飲むと顔がほんのりと赤くなり心拍数が上がる位が目安としている人が多いようです。
全くお酒が飲めない下戸については酒雑魚には含めません。
以下のような酒雑魚の使い方や表現があります。
- 酒雑魚女だけどもっと強くなりたい
- しばらく飲んで無かったら酒ざこになってた
- 酒ザコだし遠慮しておく
- 5分で酔いつぶれた、酒ざこ過ぎ
- 酒ざこなんだから飲みすぎるなよー
- 俺酒雑魚だからノンアル一択
- 酒ざこなんだからワインはやめておけば?
- 酒雑魚のくせして家でも呑んでる
- 酒ザコだから飲みすぎないようにする
酒雑魚の反対の意味として「酒ヤクザ」があります。詳しくはこちら「酒ヤクザの解説」をご覧下さい。
発祥時期や考案者などは不明ですが、2018年頃にネットでなくリアルな世界で聞かれるようになり、2019年からはネットでも書き込まれるようになり、2023年現在ではツイッターなどのSNSで時々見られるようになりました。
一般的な知名度はほとんどありませんが、20代の若者を中心にある程度知られており、見かける頻度は少しずつ増えていますので、幅広い年代で使われることは考えづらいですが、今後も若者の間では使われ続けるかと思います。