生放送・ライブ配信に来た時の挨拶として、リスナーから配信者に向けて使われる用語。
「枠取りお疲れさま」を略した言葉。

リスナーがコメント欄に「わこつ」「わこつー」だったり、更に略して「わこ」と書き込み、配信者も「わこつです」のように返答する流れがよく見られます。
時々、わこつと配信者名を組み合わせて「わこ○○」のように使われる事もあり、その放送のみで使われる特別な挨拶になります。

「枠取り」はニコ生で生放送をするに当たり、延長しない限り1回の放送が30分で、これを「枠」とか「1枠」(ひとわく)と呼びます。
配信者はこの枠を取って放送を開始したので「枠取りお疲れさま」と言われるようになりました。

今では当たり前にボタン一つで放送を始める事が可能ですが、ニコ生黎明期ではユーザー全員が配信できるわけではなく、同時配信の数が限定されているために放送枠を巡って争奪戦が繰り広げられていたため、枠を取れた配信者に対してのねぎらいの意味が込められ生まれた言葉といえます。

2015年頃はかなり頻繁に使われていましたが、2020年現在だと挨拶無しだったり普通に「おはよう」などの挨拶が増えており、わこつは少し使われる頻度が減っています。
主にニコ生で使われていましたが、YouTubeライブ・ツイッチ・ツイキャス・ふわっちなど他の生放送サイトでも使われています。

似た用語としては「広告お疲れ様」の「こうこつ」や、「アップロードお疲れ様」の「うぽつ」などが挙げられます。

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