「鳩」(ハト)は人の発言やSNSでの書き込みを、誰かに伝える人の事を指す用語で、鳥の伝書鳩から由来して出来たネット上で使われる言葉です。
例えばAさんがYouTubeライブなどの生放送で「Bさん可愛いよね」と発言したら、それをBさんに「Aさんがあなたの事を可愛いって言ってたよ」と伝える人を「鳩」と言います。
通常であれば耳にしなかったであろう発言を知れる事はメリットでもありますが、まさか伝わらないだろうと思ってこそっと言った事も伝わってしまうデメリットがあります。
よく使われるのはニコニコ生放送(ニコ生)やVTuber(バーチャルYouTuber)などで、リアルタイム(リアタイ)で放送している配信者のディスりコメントなどを、同じく放送中の対象の配信者に「こんな悪口言ってたよ」というように伝える事でディスり合戦となる事を楽しむユーザーが鳩となる事が多いです。
あまり頻繁には見かけませんが「鳩」と共に使われる用語として「ポンプを注入する」という用語があり、何か騒動やおおごとになりそうな事態にするのを目的として事実をより誇張した内容であったり嘘を吹き込む事を言います。
なお文頭にあった「伝書鳩」は大昔に使われていた通信手段で、飼いならした鳩に小さな筒などに入れた文字の書かれた情報を身に着けさせ、目的地まで飛び立たせる事で情報を伝えていました。
使う場面によって意味が異なるパターンもあるので詳しくはこちら「伝書鳩とは?」をご覧ください。