「しごでき」は「仕事ができる」または「仕事ができる人」の略です。
一般的には「仕事ができる」というと、技術や知識が豊富で会社・職場やアルバイト先などで活躍し、周囲から評価の高い人を指す事が多いですが、しごできは「実際の仕事」というよりは、人への気遣いであったり、楽しい店を知っていたり、美味しい飲食店に連れて行ってくれたり等のような、「日常生活の中の気配りが出来る」という意味で使われる事が多い用語です。
もともと夜の世界(夜職)から生まれた言葉で、客に対する扱いがうまく、高い売り上げを稼ぐホストに対して女性客が使っていた事から広まりました。
他にも夜職から生まれた用語として「酒ヤクザ」が挙げられます、詳しくはこちら「酒ヤクザの解説」をご覧下さい。
以下のような使い方と表現があります。
- しごできじゃん!
- しごでき人間をアピールしていこ
- 本当しごできだなー
- しごでき部下がいてありがたい
- 素敵!しごでき!
- しごできになりたい
- あの人しごでき過ぎる
発祥時期や誰が言い始めたかは不明ですが、ネット上で見かけるようになったのは2019年頃で、遅くともこれ以前から使われていたものと考えられます。
2021年頃からかなり見かけるようになり、2022年現在だと夜の世界とは関係ない10~20代の若者を中心にも知名度を上げており、ツイッターなどのSNSであったりLINEでのやり取り、リアルの世界で耳にすることが増えています。