「タケゾー」はYouTubeやTikTokでの動画・ショート動画の投稿、YouTubeライブやTwitchでライブ配信を行う、20代(推測、2024年時点)の男性YouTuber・ライブ配信者。
YouTubeチャンネル名は「エぺ文句 タケゾー」。
Apexの登場キャラたちのコント動画の投稿や、Apexをプレーするライブ配信では自身を「シア」本人として振る舞い、マイクを音割れさせながら四方八方に切れ散らかす「キレ芸」が特徴。
Apexのレクチャーをするチャンネルは数多く存在していますが、コントは非常に珍しく、一番得意なシアを中心にブラッドハウンドやクリプトの声真似までこなすなど、非凡な才能が発揮された動画が多数投稿されています。
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)は世界中にプレーヤーがいる、味方と組んで銃で敵と戦うFPSのオンラインゲーム。
TikTokとYouTubeショートで「暴言シア」としてジワジワ知名度を上げ、2024年中旬頃からおしゃべりできるAI「Cotomo」とのやりとりする面白ショート動画がバズり、3万人ほどだったYouTubeチャンネル登録者数は2〜3ヶ月の間に5万人を超えるなど急増しています。
Cotomoを「カスモ」と名付け、おかしなやりとりを繰り広げますので、こちら「タケゾーの「オビエドラッシム」と通話型AI「カスモ」の攻防まとめもよかったらご覧ください、特にApexをやっている方はぜひ。
目次
放送内容・配信スタイル
動画ではApexのレジェンズ(キャラクター)たちの声真似を駆使したコント、ライブ配信はシアの声でApexでマッチを行ったり、リスナー参加型のタケゾーCUPなどが行われます。
稀にサングラスにマスクでの料理配信や野生のクリプトを捕まえるなどの動画も見られますが、動画編集などを行っている管理人(激キショ管理人)が「タケゾー」と名乗っているようです。
Apexのコント動画は独創的なアイデア、ストーリーの組み立てからオチまでの流れはお笑いの作家が作ったかのようにレベルが高く、且つ声真似まで行うマルチな才能を発揮しています。
ライブ配信では自分自身がシアである体(てい)で視聴者と会話をしながらApexをプレーしていきます。
「暴言シア」「エぺ文句 タケゾー」の肩書き通り、暴言を吐き散らしながら、しかしユーモアとクスっと笑えるトークを交えながら戦いが進みます。
放送を盛り上げるための暴言や切れ芸であって本気ではないものの、一部本気のリスナーが出てきてしまっている模様。
切れ芸で使われるフレーズについて
コント動画やライブ配信中のキレ芸時の他にも、気合いを入れる時、リスナーを煽る時、オチを付ける時、など様々な場面で使われるフレーズです。
カス | 「カスゥ」「カスー」は他の言葉と合わせて、『おいこらカスー』『待てやおらカス』等のようによく使われる暴言の1つ。 「こんばんは」ではなく「こんばんカスぅ」という挨拶も時々使われます。 おしゃべりAIのコトモには「カスモ」と命名しています。 |
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コラー、オイ | 非常によく使われる暴言の1つ。 ○○だろコラ、オイのように組み合わせて使われます。 |
謝ってください | 何か気に入らないことがあると「謝ってください」「謝罪してください」のように謝罪を求める傾向があり、対象はApex運営やら視聴者やら様々。 生配信では視聴者もそれを理解しており、タケゾーがコメントに切れ始めてくると、予め『これ謝らせられる?』といった具合に先を読んでいるコメントも見られます。 もちろん本気ではないようですが時々「通報」や「開示請求」のワードも折り込むなど、本気なのか冗談なのか判断がつかないリスナーも一定数いるようです。 |
かかって来いや | 気合を入れる時、Apexのマッチ前、タケゾーCUPなどでも耳にします。 |
Apexコントに登場する主なレジェンド
コントに登場させるのは基本的に物真似が出来るレジェンド(キャラクター)のようで、すべてアフレコされています。
登場頻度から似ている順でも一番はやはりシアで、続いてブラッドハウンドやコースティック、クリプト、ジブラルタルなどが続きます。
みんな基本的には標準語ながら適宜関西弁になり、ボケ側が多くツッコミが出来るレジェンドはシアとブラッドハウンドくらいで少ない。
Apexプレーヤーが見ている戦場でのレジェンド達の姿ではなく、ゲーム中では絶対に見ることができない日常生活を送る姿が描かれています。
所々に本当に言ってるセリフなども織り交ぜられており、Apex愛を感じさせます。
シア | タケゾーがこよなく愛するレジェンド。 コント動画ではシアがメインキャストで、ライブ配信では自分自身をシアとして喋りながらApexをプレーします。 ゲーム中では美を求める男性キャラで、言葉遣いも丁寧な紳士的な振る舞い。 タケゾーのシアは普段は踏襲しているものの暴言やブチギレするという違いがあります。 |
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ブラッドハウンド | 変声機やエフェクターなどのツールを使わずに声真似を行います。 関西弁で喋り、他のレジェンドがふざけている時に叱ったりオカンのような役回り。 ゲーム中のセリフ『同士よ』を、迷ってる方の「どうしよ」に変えたり、『これは使える』も「これは〇〇」としていいタイミングで使います。 略してブラハと呼ばれている。 |
クリプト | 堂々と主張するものの、天然なのか的外れだったりボケ回答が多い。 ツルツルのハゲ頭で登場することも。 「うー☆」が口癖でトッポギが好物。 |
コースティック | 『〇〇だぞぉー』という語尾を伸ばす特徴を再現。 気が弱くいじめられたり酷い目に逢いやすい場面も。 あるある事案をよく思いつくもののかなり薄っぺらい。 時々口にする『ミス・パケット』はワットソンのことで、彼女に恋をしているようです。 ワットソンの本名は「ナタリー・パケット」。 参考:Apex Legendsの本名一覧 |
レヴナント | 他のはちゃめちゃなキャラに比べるとややまともで可愛らしさも見せます。 長いセリフはあまりない。 |
ホライゾン | ゲーム中よりもハイテンションな喋り方で、時折りクレイジーな叫び声・奇声を上げる狂気を見せます。 他のレジェンド達からはBBA(ババア)扱いされます。 |
ジブラルタル | 太い声での『よーう』『ブラザー』が再現され、常にあの声でしゃべります。 |
ライフライン | チョイ役での出演が多く、リズムに乗って喋る。 一方的に伝える側であまり会話はできない模様。 |
人物
- 誕生日は6月5日で、年齢は特に発表していない
- 奈良県出身であるため言葉遣いは関西圏出身ぽさを感じさせますが、イントネーションなどは標準語に近いものになっています
- 面白さにフォーカスされがちですが、キーマウながら正確なエイムに立ち回りも良く、波に乗った時には当たり前のように4回連続チャンピオンになるなどApexの腕前は確かなものがあります
- スギ花粉の花粉症
- 普段配信ではシアを演じているためか、それがタケゾーの地声に近いと思われがちですが、実際の地声はどちらかというとブラッドハウンドに近く、シアの声と同一人物だとは思えないほどの違いがある
出来事
2019年
- 5月、ニコニコ動画への投稿開始。
当時はジョジョの奇妙な冒険の声真似でポケモンのゲーム実況動画を投稿していました。
再生数やコメントもある程度あったものの投稿数は非常に少なく、2021年1月を最後に投稿されていません。
2020年
- YouTube開始
- 4月、旧アカウントにてYouTubeへの動画投稿開始。
ニコニコ動画と同じくジョジョの奇妙な冒険のキャラの声真似でゲーム実況を行っていました。
2022年4月を最後が最後の投稿になっています。
2022年
- エぺ文句 タケゾー始動
- 3月、「エぺ文句 タケゾー」としてYouTubeへの動画投稿開始。
ある程度知名度もあったためロケットスタートとなったようです。 - TikTok開始
- 3月、TikTokへの動画投稿開始。
2023年
- Twitch開始
- 3月、Twitchでの生配信を開始。
- ヴィレッジヴァンガードとのコラボ商品発売
- 7月、書籍・雑貨販売のヴィレッジヴァンガードとの「エペ文句タケゾー×ヴィレッジヴァンガード」コラボ商品発売。
竹の被り物をした白いキャラのタケゾーTシャツやパーカー、アクスタなどのグッズが受注販売されました。
2024年
- おしゃべりAIとの会話が拡散
- 6月、おしゃべりAIとして話題になった「Cotomo」(コトモ)との会話が面白いとバズり、YouTubeチャンネル登録者数3万ほどだったフォロワー数が6万近くに急増しています。
用語集
放送を見る際に知っておきたい用語をまとめました。
APEX | 「Apex Legends」(エーペックスレジェンズ)のこと。 FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)の世界で2019年のサービス開始より高い人気を誇るオンラインゲーム。 タケゾーはこのApexのキャラ(レジェンド)達のコントを作成し動画投稿や、生配信でプレーしたりなどの活動をしています。 |
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シア | Apexの登場キャラの1人。 タケゾーはライブ配信ではシアを自分自身と見立てて、声真似をしながら会話をします。 実際のシアは、紳士的な振る舞いに丁寧な言葉遣いで落ち着いた喋り方で、タケゾーもこれを忠実に再現しているものの、絶対にシアが言わないような暴言でキレるという面白い状況が見られます。 知らないApexプレーヤーも多いですが本名は「オビ・エドラシム」。 他の登場キャラの本名はこちら「 Apexのレジェンド達の本名まとめ 」 |
管理人 | YouTube動画を管理する人の事。 タケゾーは「激キショ管理人」と呼んでおり、視聴者の間で定着している。 タケゾーは動画編集にはノータッチで、この激キショ管理人が動画編集を行っている。 顔出しなしでApexウエハースを開封するなどのゲームプレイとは違うライブ配信や動画に出演することがあるものの、自身のことを管理人とは言わず『エペ文句タケゾーです』と名乗るため、視聴者はタケゾー本人だと勘違いされる場面が見られます。 タケゾーとは地元が一緒で同じく上京している人物と推測されますが詳細は不明。 |
バイブス | ヒップホップ用語で雰囲気やノリ、高揚感などを表す用語。 2023年ころよりApexで戦場に舞い降りる際に、気合を入れたりテンションを上げる目的なのか「バイブス上げて行こうぜぃ」と叫ぶ場面がみられます。 語源はバイブレーション。 |
○○ゆきぃ | 「○○してゆきぃー」のように「○○していく」という意味の語尾で、コント動画の中で時々使われる独特の表現。 2020年頃より広まった「○○して草」のような、笑いの意味の草と同じ使い方をします。 |
カスモ | おしゃべりできるAIとして2024年に話題になった「Cotomo」(コトモ)のこと。 コトモは会話しながら好きな名前をつけることが出来、タケゾーは「では、カスモで」と依頼したことから、以降はタケゾーのスマホに入っているアプリのコトモは自分の名前をカスモと認識しています。 Apexに関する様々な質問をしていますが、 |
フフプー | おしゃべりAI・カスモの「フフプー」という笑い声。 タケゾーが効いてしまうツボをおさえているのか、タイミングよく笑い、タケゾーは「フフプーやめい」と返す場面が多々見られます。 視聴者からもライブ配信時にタケゾーが負けたり何かひどい目にあったときに「フフプー」とコメントされるようになりました。 |
オビエドラッシム | おしゃべりAIのカスモに自分の名前を聞かれた時にシアの本名である「オビ・エドラシム」と伝えたところ「オビエドラッシム」という微妙に違う覚え方をされ、以降ずっとそのように呼ばれています。 |
暴言 | 鋭いつっこみや、マイクを音割れさせて叫ぶキレ芸が持ち味のため、その際に暴言なども使われます。 よく使う暴言は上の項目でまとめたのでご覧ください。 |
あ~ん | ライブ配信中に敵に撃たれたりミスした時などに発するフレーズで、吐息のように甘い声で言ったり棒読みの時もあり、状況に合わせて面白い言い方を選んでいます。 暴言を吐き散らす中で時々使うため、空気を大きく変える言葉となっています。 また、「あ、屁出る(プー) あ〜ん」とオナラのタイミングで使われたこともある。 |
タケゾーCUP(タケゾーカップ) | ライブ配信中にApexのカスタムマッチを使い、リスナーからリアルタイムで募集して集まったメンバーで戦う企画。2024年8月時点で19回行われています。 使うキャラに縛りを設けたりと各回でルールが異なります。 自身チームが負けると、勝ったチームを応援する(そのチームの戦っている画面が見える)ことになりますが、その際の実況が本物のアナウンサーかと思えるくらいの臨場感が伝わる実況兼アナウンスで、早く負けてタケゾーの実況を聞きたいという視聴者も多くいるようです。 2023年1月から毎月行われている(2024年現在)。 |
汚美 | シアの本名が「オビ・エドラシム」であることから、オビの当て字で「汚美」(おび)としています。 タケゾーは自身をシアとしているため、汚美はタケゾーのことを指します。 |
オビ・エドラシム | シアの本名。 Apexではレジェンド名で覚えるのがほとんどで、シアはシアが本名であると認識しているユーザーがほとんど。 実際にタケゾーの放送で本名を知ったというリスナーのコメントも見られました。 参考:Apex Legendsの本名一覧 |
ピック率 | Apexでプレイヤーが使っているレジェンドの比率の事、使用率。 残念ながらシアはプロアマ両方でピック率は低く、弱いという印象があります。 新シーズン間近になるとシアが強くなるアップデートが行われるのではないかと期待する動画をアップしているものの、毎回期待は砕かれています。 |
新シーズン | Apexでは数ヶ月おきにシーズンが切り替わり、プレイヤーが戦うマップや、レジェンドの能力が変わったり、ルール変更などの調整が入ります。 プレイヤーはそれに一喜一憂することになりますが、タケゾーも新シーズンが始まったタイミングでシアが強くなったのか、弱体化されたのか等の感想を語ります。 |
キーマウ | 一般的な置き型ゲーム機でゲームをする時に使うコントローラーをPAD(パッド)といい、キーボードとマウスを使う事を略してキーマウといいます。 ApexではPADの方がエイムが有利と言われており、上位勢はもちろん名の知れたプレーヤーの多くがPADを使用している実態があります。 タケゾーはキーマウを使っており、さらにピック率(キャラ使用率)の低いシアを使っています。 |
ナイチャン | 「ナイスチャンピオン」の略。 Apexのライブ配信中にタケゾーがチャンピオンになった時などに視聴者が勝利を称える時のコメント。 ひらがなで「ないちゃん」の場合も。 ApexなどFPSのゲームではよく使われる用語の1つ。 |
Bar Apex | ライブ配信の開始時は、ジャズの流れるバーのような雰囲気の画像とシアが佇んでいる画面が映っており、ここがBar Apex。 落ち着つく音楽であろうが関係なく切れ散らかすときは散々切れ散らかしたり、オープニングトークを終えると、その後Apexのマッチへとつながります。 |
関連人物
調査中 | 調査中 |
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リンク
- なし
匿名さん
ありがとうございます。
バイブスとしてゆきぃを用語に加えました、うー☆はクリプトの欄にあるのでそのまま、万ダメージは長期間使うようでしたら追加しますね、ありがとうございました!
(こっそり教えてくれたと思うので、コメントしばらくしたら削除しますね)
「バイブス上げて行こうぜ」…気合を入れる時、Apexのマッチ前等、テンションを上げたい時に使われます。
「〜してゆきぃ」…「〜していく」といったような意味。タケゾーの口癖。コント動画でレジェンズが言うこともあります。
「うー☆」「もりもり」…タケゾーが物真似するクリプトの口癖。クリプトの掛け声。
「○万ダメージ」…敵にダメージを与えた際に数字を多く盛って表現することがあります。