2024年4月18日に開廷される、おそらく民事・刑事含め人生初であろう七原くんの裁判とその前後の流れをまとめました。
今回は民事とのことで、「被告人」でなく「被告」となります。
七原くんはニコニコ生放送(ニコ生)で配信する大人気生主です。
詳しくはこちら「七原くんの解説」をご覧ください。
また、他にも関連する情報も下記リンクにあります。
なお、上記リンクの裁判所に提出した手紙の件は今回の裁判とは全く関係がなく、父親死去による相続税免除のために書いたものです。
そちらも面白いので目を通しておくといいかもしれません。
それでは今回の2024年七原くん裁判編です。
2024年3月、訴訟され4月に裁判が行われることが七原被告本人の口から語られたところからスタートです。
裁判開始までの動き
2024年3月8日、本人のX(旧Twitter)に「何の用だろう…」と名古屋地裁からの不在票の写真を投稿。
次の放送で借金返済の関係で訴訟されたことが報告されました。
原告や内容については語られなかったためこの時点で詳細はわからない状態でしたが、以下の3点が事実として明言されています。
- これまでに内容証明が何度か届いていたが無視しており訴訟になった
- 裁判の日時は2024年4月18日
- 原告の弁護士は2人
少ない情報の中、リスナーは放送やSNSで様々な予想を立てます。
主な予想としては以下の内容。
- 一審が簡易裁判所でなく地方裁判所であったため、140万円を超える金額の訴えではないか
- 前に住んでいたアパートの家賃がまだ未納のため、その保証会社ではないか
- 放送では語られていない借金ではないか
- 滞納金の請求でなく何かしらの損害賠償なのではないか
放送中に何度も「訴訟を取り下げてほしい」「和解したい」旨を語っており、次の放送ではペイディ(分割払いできるサービス)でiPhone15を購入しそれを売ったお金11万円を振り込み、原告の弁護士に和解を申し入れたとのこと。
当たり前の話ですが訴訟を取り下げられることはありませんでしたが、数日後に和解案がきたとのことでしたが、その後滞納すればさらに厳しい対応となる可能性をリスナーから指摘され和解しない方針でしたが、数日後に和解する方向で相手弁護士と話がまとまったようで、裁判当日は和解の流れで進められる口約束をしています。
なお販売目的でペイディを利用するのは、現金化と同じなので法に抵触する可能性があり、これをリスナーに聞いてからはiPhoneは売っていないという姿勢を貫いており、11万メダルが手に入ったという表現を使っています。
仕事はクビが確定
仕事を休まないといけない日もあり、民事とはいえ隠しきれないと踏み上司に相談。
素行不良として人事部との3度の面談の後、即クビではなく温情で2ヶ月後に退職が決まります。
人事部と上司の間だけで口外されることはないと思っていた七原くんでしたが、翌日には裁判を起こされた事が広まっており、噂好きのおばちゃんらに好奇の目で見られるような状態となったことが語られています。
なお毎度七原くんは数週間から数ヶ月で仕事をバックれるかクビになる、リスナーからは「職場荒らし」呼ばわりのため、この裁判がなくてもそう長くはなかったと考えられます。
今回の職場も2023年11月頃から開始し、希望していた事務職から数週間で休んだり技術的な問題で異動に。
そのあとは工場ラインに入ることとなりますが、そこでもちょこちょこマイコンを挟みつつ、年明けから5日連続当日欠勤するなどしてもクビになりませんでしたが、そういったことも積み重なっての今回の宣告だったと予想されます。
裁判の日
裁判前よりXでは七原リスナーによる傍聴参加宣言や、七原くんを生で一目みたい、ナナリスと触れ合いたい、聖地巡礼したいなど、まるで何かのイベントやフェスのようなノリの投稿で盛り上がります。
そして4月18日の裁判当日。
朝から配信を開始した七原被告。
そこで訴訟内容が語られたのと現地からのレポートによると、原告は現在住んでいるマンション「エスパース大井」の大井建設株式会社で、家賃滞納による立ち退き裁判であることが判明します。
なお服装は黒の上下に、ウーバーイーツのアルバイトで使っていたフードデリバリー用の大きい四角いリュックサック、クロックスのようなラバーサンダル(ネタでなく素でこの格好)。
名古屋地裁前では20の傍聴席を求めて早くから約40人ほどのリスナーが集まっていたようです。
原告の弁護士からは「傍聴席にあんなに人がいたのは初めてです」と言われたとのこと。
同じくニコ生主で大手の横山緑も当日配信しながら現地に訪れますが、法廷にはいたもののすぐに帰ったと現地リスナーより報告されています。
現地からも放送を開始する七原被告。
裁判所前に集まったリスナーからの拍手を浴びながら裁判所入りです。
名古屋地裁402号法廷に入った七原被告。
その後の放送でも可愛かったと語っていた美人書記をチラ見し、顔をマッサージするなど終始落ち着かない様子だったとのこと。
七原くんが口を開いたのは、自身の銀行口座を言わないでは欲しいと依頼(リスナーに聞かれるを防ぐため?)したのと、「あ、はい」という一言のみ。
すでに和解が成立していたため裁判はすぐに終了となりました。
裁判所から出てまたすぐに放送を開始する七原元被告。
裁判の結果を報告し帰る時もリスナーの拍手で見送られました。
気になる和解の内容ですが、すでに前述の11万メダル(11万円)と、手持ちのお金で滞納分は支払い済みで、今後は滞納なしで通常の支払いとなりますが、今後少しでも支払いが遅れたら立ち退きとなります。
予想にはなりますが、一般的な流れからすると簡易裁判所での支払いをめぐる裁判は七原くん不在ですでに行われており、地方裁判所では立ち退きを求めるものだったと思います。
裁判後の放送では遊びに行きたいと発言していますが、今後は支払いが遅れたら差し押さえや立ち退きなどの強制執行が行われる厳しい状況となっています。
翌月には教習所の合宿で知り合った、当時競輪学校に通う「伊藤ちゃん」(伊藤優里選手)のデビュー戦に計15,000円を賭け負けるなど、事態の深刻さを理解しているのかしていないのかわからない行動をしていますが、これが人気である所以と言えそうです。