「ターゲッティングデリートシステム」または「ターゲティングデリートシステム」は「バイナリオプション」(BO・ビーオー)というギャンブルにおいて、運営者が特定のユーザーだけをターゲティングし、為替相場など関係なくデリート(削除)、つまり「ハズレ」にしてしまうという架空のシステム
デリシス」またはTargeting Delete Systemなので「TDS」と略されることもあります。

実際には存在しないフィクションの造語であり、一般的には使われておらず、使われ始めるきっかけとなったニコニコ生放送(ニコ生)の一部のリスナー界隈が使っている用語。

2019年、ニコ生で配信を行う人気生主「七原くん」の放送でバイナリオプションで賭け勝負をする放送が行われ、予想がハズレ負けたときにリスナーから「ターゲッティングデリートシステム」が原因だというコメントが書き込まれ、七原くんがそれを信じてしまい、どんなシステムなのかリスナーに聞いたことで広まりました。

2019年に作られた実際には存在しない架空のシステムではありますが、2022年現在でも七原くんリスナーの間やニコ生界隈ではまるで本当に「ターゲッティングデリートシステム」が存在しているかのように放送中にコメントしたり、ツイッターで語られているため、本当に実在する用語だと勘違いする人が多数見られます。

なおバイナリーオプションは、数十秒~1時間で指定した時間で外為相場が「上がる」か「下がる」かを予想する取引の事で、専門家でも予測は非常に難しく、ほぼギャンブルと言える難易度とされます。
近年は無登録業者の横行で詐欺ともいえる報告も多々見られ、日本政府もこういった業者との取引について注意喚起を行ったり、近年は次々とサービス停止に追い込まれています。

七原くんの放送では他にも様々な用語が使われますので、こちら「知っておくと七原くんの放送がより理解できる用語まとめ」をご覧ください。

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